(公財)不動産流通推進センターは10日、全国の指定流通機構における2025年9月の物件動向を公表した。売買の成約報告があった取引事例のうち、既存住宅に関するデータを集計したもの。
既存マンションの平均成約価格は4,294万円(前年同月比13.00%上昇)と、11ヵ月連続でプラスとなった。1平方メートル当たりの平均単価は65万9,300円(同14.50%上昇)と、64ヵ月連続での上昇となった。
平均専有面積は66.06平方メートル(同1.92%縮小)と、10ヵ月連続でマイナス。築年数は26.58年(同4.81%増)と、17ヵ月連続でプラスとなっている。成約件数は8,076件(同35.14%増)と、11ヵ月連続でプラスとなった。
既存戸建住宅の平均成約価格は2,696万円(同1.05%上昇)と、5ヵ月連続でプラス。平均建物面積112.34平方メートル(同1.49%縮小)、平均土地面積195.69平方メートル(同6.30%縮小)は、いずれも10ヵ月連続でマイナスとなった。
平均築年数は28.31年(同3.02%増)と10ヵ月連続でプラス。成約件数は5,708件(同37.91%増)となり、29ヵ月連続でプラスとなった。