不動産ニュース / 調査・統計データ

2025/10/10

首都圏既存マンション、成約件数11ヵ月連続増加

 (公財)東日本不動産流通機構は10日、2025年9月の首都圏不動産流通市場動向を公表した。

 同月の首都圏中古(既存)マンション成約件数は4,475件(前年同月比46.9%増)と11ヵ月連続で増加した。都県別では、東京都が2,431件(同57.3%増)、埼玉県489件(同50.5%増)、千葉県479件(同13.8%増)、神奈川県1,076件(同42.3%増)とすべての都県で2桁%増となった。

 1平方メートル当たりの平均成約単価は85万1,800円(同12.3%上昇)となり、20年5月以降65ヵ月連続で上昇し、1990年9月(85万5,000円)の水準に近付いている。1戸当たりの平均成約価格は5,352万円(同10.1%上昇)となり、11ヵ月連続で上昇。平均専有面積は62.83平方メートル(同2.0%減)。成約築年数は26.26年となり、前年同月よりも1.39年増加した。

 新規登録件数は1万5,356(同5.2%減)と、3ヵ月連続で減少した。在庫件数は4万3,850件(同3.4%減)となり、2ヵ月連続で減少した。

 既存戸建ての成約件数は1,986件(同55.0%増)と11ヵ月連続で増加。都県別では、東京都が596件(同30.7%増)、埼玉県454件(同83.1%増)、千葉県381件(同39.6%増)、神奈川県555件(同82.6%増)と、すべての地域で増加した。成約価格は3,906万円(同3.8%下落)と3ヵ月ぶりに下落した。

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