不動産情報サービスのアットホーム(株)は16日、「オンラインでの住まい探しに関する調査 2025 賃貸編」の結果を発表。2024年7月から25年7月の間に賃貸物件に引っ越した、もしくは26年3月までの引っ越しを検討しており、現在住まい探しをしている18~59歳を対象に調査を行なった。調査期間は7月18~22日。
住まいの探し方では、引っ越し経験者・検討者(以下、「経験者」「検討者」)とも「不動産ポータルサイトで検索」(経験者:66.8%、検討者:73.2%)がトップに。必ず掲載してほしい写真は、経験者が「風呂」(66.8%)、「外観」(66.6%)、「トイレ」(63.0%)の順、検討者が「トイレ」(71.1%)、「風呂」(70.4%)、「外観」(69.1%)の順となった。周辺環境の写真については、経験者・検討者ともに「スーパーマーケット」(経験者:67.5%、検討者:74.7%)がトップ。「コンビニエンスストア」(経験者:55.7%、検討者:61.5%)、「ドラッグストア」(経験者:47.3%、検討者:50.4%)と続いた。
問い合わせた不動産会社の選定基準については、経験者・検討者とも「取り扱っている物件数が多い」(経験者:26.6%、検討者:47.7%)が最多。「物件写真の枚数が多い」(経験者:22.3%、検討者:44.0%)、「物件写真がきれいで見やすい」(経験者:18.0%、検討者:43.4%)など、写真関連が上位を占めた。
経験者に、不動産会社との内見予約のやり取りを何で行なったかを尋ねたところ、「電話」が47.4%。希望を聞くと33.4%にとどまり、電話を避けたい傾向が表れた。
検討者に、今後住まいを契約する際に希望する家賃・初期費用の支払い方法について聞くと、家賃の支払いではクレジットカードが49.1%、QRコード決済が5.7%。初期費用の支払いでは、クレジットカードが47.4%、QRコード決済が7.4%。ともに半数以上が、クレジットカード・QRコード決済での支払いを希望していることが分かった。