国土交通省は20日、令和7年度「地域づくり表彰」の受賞団体を決定した。
「地域づくり表彰」は、創意と工夫のある「地域づくり」活動の優良事例を表彰するもので、1984年に始まり今回で42回目となる。また、今回から共催者に「全国二地域居住等促進官民連携プラットフォーム」を追加。新たに「全国二地域居住等促進官民連携プラットフォーム賞」を創設した。
今年度は全国各地から32団体が推薦され、うち10団体を表彰した。「国土交通大臣賞」には、北海道網走市の「MOTレール倶楽部」と、長野県塩尻市の「塩尻Lab」、愛知県今治市の「せとうち みなとマルシェ実行委員会」の3団体の取り組みが選ばれた。
また、新たに創設された「全国二地域居住等促進官民連携プラットフォーム賞」には、福岡県古賀市の「快生館」が選ばれた。地域に愛された歴史ある温泉旅館を、官民連携により二地域居住や企業誘致の拠点となる宿泊可能なワークスペース兼インキュベーション施設として再生した。
10団体の取り組みの詳細はホームページ参照。
