(株)東京カンテイは8日、2025年11月の主要都市圏別・新築木造一戸建て住宅の平均価格動向を発表した。敷地面積100平方メートル以上300平方メートル以下、最寄り駅からの所要時間徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物共に所有権の物件が対象。
首都圏の平均価格は4,742万円(前月比1.2%下落)。地域別では、東京都が5,877万円(同2.0%上昇)と前回に続いて上昇。神奈川県は4,987万円(同6.2%下落)、千葉県は4,093万円(同0.8%上昇)、埼玉県は3,940万円(同2.8%下落)。神奈川は4ヵ月ぶりに下落となった。
近畿圏は平均3,831万円(同0.8%上昇)と3ヵ月連続で上昇。主要府県では大阪府が3,994万円(同3.9%下落)と、2ヵ月連続で下落。兵庫県は3,911万円(同1.4%上昇)、京都府は4,004万円(同0.5%上昇)。京都府は3ヵ月ぶりの上昇となった。
中部圏は3,563万円(同2.0%上昇)。愛知県は3,764万円(同2.2%上昇)と、いずれも2ヵ月連続で前月を上回った。
宮城県は3,636万円(同6.3%上昇)。福岡県は3,743万円(同2.4%上昇)と続伸した。
