ANAグループの不動産会社であるANAファシリティーズ(株)(ANAF)は24日、SBI東西リアルティ(株)がアセットマネージャーを務める不動産ファンド「ZEH2合同会社」に匿名組合出資を実施したと発表した。
同ファンドは、主にはZEH Readyといった高い省エネ性能を有する住戸を中心とした賃貸マンションの運用を目的に組成されたもの。ANAFは、不動産領域での環境対応を経営の重要課題と位置付けており、同ファンドの取り組みが同社の目指すサステナビリティの在り方を体現するものだと考え、出資を行なった。
ANAFは、同ファンドのサブアセットマネジメント業務を受託。対象となる賃貸レジデンスの資産価値向上および環境性能の維持・向上に貢献していく。
同社は今後も、不動産ファンドへの出資とアセットマネジメント業務の受託を両輪に事業領域の拡大を加速させていくとしている。将来的には、空港関連施設をアセットとした不動産ファンドの組成・運用も視野に入れているという。
