不動産ニュース / その他

2026/2/6

UR×MUJI、団地暮らしの価値創造に向け新PJ

除却される団地から敷居や鴨居、柱などを移設してつくられたモデルルーム
団地の屋外空間の一部も再現した

 (独)都市再生機構(UR都市機構)と(株)MUJI HOUSEは6日、団地リノベーションの新プロジェクト&新モデルルーム発表会を、無印良品東京有明店(東京都江東区)にて開催した。

 両者は、2012年からスタートした「MUJI×UR 団地リノベーション」において、ユーザーとの対話を通じ、団地や暮らしの新しい価値創造とリノベーションのさらなる展開を目指す新プロジェクト「団地をみんなで考える研究所」を立ち上げ。同プロジェクトの活動拠点、およびMUJI×URの情報発信拠点として、無印良品東京有明店2階にモデルルームをオープンした。

 同プロジェクトでは、従来の提案型の枠を超え、ユーザーとの対話を通じて、団地や暮らしに関する商品・サービスを共創する新たなプロセスを確立する。モデルルーム(オフライン)とWeb(オンライン)の両方からユーザーの声を幅広く収集。「MUJI×UR 団地リノベーションプロジェクト」における新たな商品開発や、「団地まるごとリノベーション」の屋外空間・共用部へのさらなる展開を目指す。同プロジェクトに賛同・参加するユーザーを、年間で2万人集める計画。

 モデルルームは、団地屋外ひろばと屋内空間(3DK)を表現した。建て替えのため除却されることとなった東中神団地(東京都昭島市)等から、敷居や鴨居、柱、玄関ドア、マンホールなどを移設。段ボールの素材を生かしたふすま、床座でもイス座でも使用できる麻畳なども取り入れ、温かみや味わいを残しながらも、現代的で洗練された暮らしを提案する。

 プロジェクトを進めるにあたり、UR都市機構東日本賃貸住宅本部本部長の井添清治氏は「多くの方からいただいた提案をもとに、“団地は楽しいところ”となるよう心地よい空間・世界観をつくり出していきたい」と話した。MUJI HOUSE取締役の豊田輝人氏は、「地域内で大きな存在の団地。そのハードを生かし、ソフトも合わせて新しい価値を創造していくことで、地域における新たな原風景となっていくことを願い、プロジェクトを推進していく」と締め括った。

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