野村不動産ホールディングス(株)は2月27日、野村不動産(株)が供給する建物建設時CO2排出量をAIで自動算定する取り組みを開始した。不動産・建設業に特化したプラットフォームを運営する(株)ゴーレム(東京都千代田区、代表取締役:野村大輔氏)と共同によるもの。
同社は、サステナビリティポリシーにおいて重点課題として位置付けた「脱炭素」のKPIとして掲げた「CO2のScope1,2排出量60%削減」「新築物件における省エネルギー性能指標ZEH/ZEB‐Oriented水準を確保」などに関連した取り組み。建築分野のCO2排出量の可視化・削減に向けて、建物の材料調達から施工、使用、解体・廃棄に発生するCO2排出量を正確に算定することを目指している。
今回、ゴーレムが開発したAIによるCO2排出量算定システム「Gorlem CO2(ゴーレムシーオーツー)」を活用することとした。専門知識を持つ技術者が手作業で行なっていた算定作業を自動化して作業時間を削減しつつ、属人性も排除する。従来は建設業者ごとに書式の異なるデータを読み解く必要があったが、同システムを利用することで、業務運用方法を変更せずに業務効率化を実現する。
