(株)ザイマックス総研は12日、「首都圏就活生の企業選びに関する意識調査2026」結果を発表した。
就職先が決定し就職活動(以下、「就活」)が終了、もしくは就活中、これから就活開始予定という首都圏所在の大学・大学院に通う首都圏在住の大学3年生から大学院生を対象にした調査。調査期間は2025年12月26日から26年1月6日、サンプル数は300件。経年比較のために、24年実施の同調査の構成比に準拠しウェイトバック集計を実施しており、その分の回答者数は300件。
自身の働き方について「完全出社(決まったオフィスに出社)」、「ハイブリッドワーク(オフィス出社とテレワークの使い分け)」、「完全テレワーク(基本的に出社なし)」の3種類の働き方から理想に近いものを回答してもらったところ、「ハイブリッドワーク」が64.6%(24年調査:67.0%)がトップで6割を超えた。「完全出社」は19%(同:14.3%)と「完全テレワーク」は7.3%(同:7.4%)は少数派だった。
従業員のためにサテライトオフィスやシェアオフィスといったテレワーク環境を用意している企業で働くことは魅力的か? の質問では、「そう思う」「ややそう思う」の合計が78.2%(同:81.6%)と大多数を占めた。
就職先選びでオフィスの条件をどの程度重視するか? についても質問。「重視する」「やや重視する」の合計のトップは、「自宅から近く通勤時間が短いエリア(郊外・住宅地など)に立地している」の78.6%(同68.4%)で、「交通利便性が高い都心のオフィス街に立地」の72.2%(同:68.4%)を上回った。同社は、「“タイパ”重視の若年層にとっては、長時間通勤の忌避感が従来の世代より強い傾向がある」と分析している。
また、24年調査との比較では、「自宅近く通勤時間が短いエリアに立地」と「大規模ビルやグレード感の高いビル(ビル内に商業施設や飲食店が充実している等)」の回答割合が増加した。
企業選びに当たっての不安のトップは「配属先や上司によって働き方の柔軟性に差があるのではないか(配属ガチャ)」で、37.9%(同:46.2%)。以下、「テレワークにより教育機会が不十分になる、放置される」の33.1%(同:35.2%)、「遠方などの勤務地への配属(勤務地ガチャ)」の32.5%(同33.0%)に。しかし24年調査と比べると、ほとんどの項目でも回答割合が減少しており「新卒採用の売り手市場が続き、就職活動そのものに対する不安感が相対的に和らいでいる可能性がある」と同社では分析している。
なお、「テレワークできる仕事でも毎日出社を求められない」だけは29.1%(同:24.5%)と前回調査を上回った。
