不動産ニュース / 仲介・管理

2026/3/30

CCCと野村不、晴海トリトンにシェアラウンジ

「SHARE LOUNGE 晴海トリトン with H1T」

 シェアオフィスとラウンジの機能を兼ね備えた「SHARE LOUNGE」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(株)(以下、CCC)とサテライト型シェアオフィス「H1T」を展開する野村不動産(株)は30日、両者のコラボレーション拠点「SHARE LOUNGE 晴海トリトン with H1T」(東京都中央区)を関係者に公開した。明日31日にオープンする。

 2001年竣工のオフィスビル「晴海アイランドトリトンスクエア オフィスタワーY」の大規模リニューアルの一環。同ビルのアセットマネジメント業務を受託しているオリックス不動産投資顧問(株)が、ビル就業者と近隣エリアの企業・ワーカー・住民に対するソフト面での新たな付加価値施策として両者に打診し、出店が実現した。両者の協業は22年4月開業の「SHARE LOUNGE 亀戸 with H1T」(東京都江東区)以来2物件目。

 同施設は、ビル9階に位置。広さは約430平方メートルで、「H1T」では最大規模。「SHARE LOUNGE」としてのラウンジ機能と、個室、半個室、カウンターテーブル、ソファ、コンビニ席など132席のワークスペースを用意している。個室ブース21席のうち13席はH1T会員専用で、企業のニーズが高い会議室を3室と、多めに設置している(2室はH1T会員専用)。H1T会員は、専用施設以外の利用は「SHARE LOUNGE」の通常利用料金がかかる(晴海トリトンスクエアオフィスビル入居企業かつH1Tの法人会員は、20%オフ)。他の「SHARE LOUNGE」同様にドロップイン利用、カフェとしての利用が可能で、アルコールやスナック類も提供する。ソフトドリンクプランは、60分1,320円、アルコールプランは同1,760円、1名個室は同1,980円。

 30日会見したオリックス不動産投資顧問投資運用第四部長の菊池 理恵子氏は「当社では24年にオフィスタワーXのリニューアルも実施しており、共用ラウンジの新設などでビル稼働率を70%から95%に高めることに成功した。今回も当初共用ラウンジの設置を考えたが、低層階入居者だけに利用が偏ってしまうことが危惧された。そこで、ビル入居企業だけでなくエリア全体の付加価値となるソフトサービスをと考え、CCC様に打診した」などと経緯を説明した。
 今回のリニューアルでは、2階エントランス外観・ロビー、3~15階のエレベーターホール、内廊下もリニューアル。9階は「SHARE LOUNGE」を除く床を30~50坪9区画の小規模オフィスに分割。スタートアップ企業等のニーズに対応する。

 CCC SHARE LOUNGE事業本部本部長の川口 彩氏は「19年に事業を開始したSHARE LOUNGEは現在、全国52ヵ所へ出店。商業施設やホテル、オフィスビルなどさまざまな立地に出店していることで事業が加速している。野村不動産さんのH1Tと提携することで、ビルの就業者や近隣ワーカーのワークスペース、ミーティングスペース、会議室不足に対応できる」等と語った。
 また、野村不動産都市開発第一事業本部H1T事業部長の椎名 愛氏は「H1Tは、ハイブリッドワークの定着を背景にコロナ禍以後も需要が拡大しており、3月末の拠点数は563ヵ所、会員は7,700社、会員の従業員数は483万人に達している。近年は、都心のオフィス不足と賃料上昇により、ワークスペースや会議室を増やしたくても増やせない企業が増えている。こうしたニーズに対応するため、さらに店舗網を増やしていく」などと抱負を述べた。

21席の個室のうち13席はH1T会員専用となる
会議室不足によるニーズの高まりを受け、会議室を3室用意した。うち2室はH1T会員専用

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