三井不動産(株)は27日、熊本県および同県合志市と「『くまもとサイエンスパーク』事業推進パートナー基本協定」を締結。半導体産業向けのアセットとコミュニティを整備するイノベーション創発エリアの開発プロジェクトを始動した。
同プロジェクトは、JR豊肥本線「原水」駅まで車で約10分、整備が進んでいる中九州横断道路「合志」ICまで約2kmの半導体関連企業が集積するエリアで、企業やアカデミアを誘致して産官学連携拠点「イノベーション創発エリア」を整備するもの。敷地面積は30万9,444平方メートル。
半導体企業のニーズに対応するため、工場用地やインキュベーション施設、共同利用型のクリーンルーム、オフィス・R&D施設にとどまらず、出張者の利用を想定したシェアオフィスやカンファレンス施設、飲食や銀行などのワーカー支援施設を含むR&Dから量産まで一貫して支える施設・機能を整備し、半導体サプライチェーンを強化する。
半導体産業の連携を推進する(一社)RISE-Aとも協力。さらに、熊本県とパークマネジメント法人を設立・運営し、プロジェクトに参画する法人・アカデミアを中心にコミュニティを形成して産業競争力の強化・地方創生を打ち出している。台湾を中心とした海外企業・研究機関の日本進出も促進していく。
5月に造成工事を着工し、2027年以降段階的に施設を竣工、30年に全体竣工する計画。
