三井不動産(株)は、(株)Ashirase(東京都千代田区、代表取締役CEO:千野 歩氏)が開発・提供する屋内ナビゲーションサービス「IndoorFlow」を、1日より東京・日本橋で導入。2日にメディア向けの説明会を開催した。
同サービスでは、アプリを立ち上げスマートフォンのカメラで周囲の環境をスキャンすると、VPS(Visual Positioning System)技術により、GPSが届きにくい地下・屋内空間でも高精度に現在地を把握。目的地を設定すると、音声や振動、AR表示などによる案内を開始する。案内に当たっては、「距離優先」「エレベーター優先」「階段・エスカレーター優先」を選択でき、視覚障害者や車いす利用者、ベビーカー利用者など、一人ひとりに合ったルートを提供。訪日外国人観光客向けに6ヵ国語での案内にも対応している。
今回、東京メトロ「三越前」駅地下道および、地下道に直結する「COREDO室町1」「COREDO室町2」「COREDO室町3」「COREDO室町テラス」「日本橋三井タワー」「YUITO」の6施設に実装した。同サービスにより、誰もが安心・安全に、かつスムーズに移動できる環境を整える。
今後、利用者の声や運用実績を踏まえ、対象施設や案内ルートを段階的に拡充していくほか、八重洲・「東京」駅周辺や近隣ホテルなどへの展開も検討しているという。説明に当たった三井不動産日本橋街づくり推進部事業グループグループ長の菊永義人氏は、「当社が推進する日本橋川沿いの再開発事業で、『東京』駅から日本橋までが地下でつながっていく。その中で、Ashiraseと協働しながらIndoorFlowを広めていき、日本橋エリアにおける地下の移動をスムーズにしていければ」と話した。
