三井不動産(株)、(株)新日本科学、ジャパン・ニュー・エナジー(株)は14日、次世代型地熱発電技術(同軸二重管型クローズドループ方式)の商用化を目指して検証を進めると発表した。
同方式は、従来の地熱発電のように地下にある熱水や蒸気を取り出して発電に利用するのではなく、地中深くに設置した二重管の中で水を循環させ、地下の熱によって管内の水を温め、その熱エネルギーを発電に利用する技術。天然の熱水・蒸気や地質構造に左右されにくいことから、地熱利用の可能性を広げる次世代型の技術として期待されている。
3社はこのほど、鹿児島県指宿市にて実証実験に必要な掘削工程を完了し、同方式による発電の可能性を確認。今後、実証プラントの建設・運転を通じ、商用化を見据えた技術的および経済的検証を進めていくとしている。また、さまざまな企業・事業体との協業や、将来的な事業候補地の探索も開始し、最終的には、地域産業の活性化や新たな経済循環の創出につながる地域共生型の事業モデルの確立を目指す。
