不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2016/11/11

賃貸事業好調。増収増益に/三井不動産17年3月期第2四半期決算

 三井不動産(株)は2017年3月期第2四半期決算を発表した。

 当期(16年4月1日~9月30日)は、連結売上高8,109億7,900万円(前年同期比1.5%増)、営業利益1,147億5,200万円(同4.7%増)、経常利益1,082億7,400万円(同4.5%増)、当期純利益728億4,000万円(同8.6%増)。

 賃貸セグメントは、前期に竣工・開業したオフィス・商業施設の通期稼働による収益寄与、既存オフィスの増収効果により、売上高2,607億3,000万円(同6.3%増)、営業利益685億8,600万円(同9.1%増)に。オフィス・商業施設の期末空室率は2.4%。
 分譲セグメントは、個人向け住宅分譲については前年同期に引き渡しが集中したことで計上戸数が減少したため、売上高919億3,700万円(同45.0%減)、営業利益48億6,000万円(同71.3%減)と減少減益となるも、投資家向け分譲等では物流施設等の物件の進捗が寄与し、売上高1,499億600万円(同73.5%増)、営業利益350億7,600万円(同42.4%増)の増収増益となり、全体では売上高2,418億4,400万円(同3.2%減)、営業利益399億3,600万円(同7.5%増)の減収増益。
 マネジメントセグメントは、リハウス事業の仲介取扱件数が増加した一方、三井不動産レジデンシャルの販売受託の反動等があり、売上高1662億900万円(同3.3%増)営業利益230億3,300万円(同10.1%減)に。三井ホームは売上高1034億8,300万円(同0.4%減)、営業損失31億7,300万円(前年同期:営業損失33億2,800万円)。

 通期は、売上高1兆7,500億円、営業利益2,200億円、経常利益1,980億円、当期純利益1,250億円を見込む。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

Vol.428 クアラルンプールにはなぜこんなにショッピングモールがあるのか【マレーシア】」を更新しました。

熱帯気候のマレーシア、クアラルンプールの人々が日中集まるのがショッピングモール。暑さ、湿度、雨などに煩わしい思いをすることなく、朝から晩まで過ごすことのできるショッピングモールは住民にとってなくてはならない存在のようです。こうした背景から、中間層以上にむけた都市開発の根幹とされることも多いそうです。しかし、中には問題もあるようで…続きは記事をご覧ください☆