森ビル(株)とプルデンシャル・グループ(本社:米ニューアーク、会長兼CEO:アーサー F・ライアン)は、東京都千代田区永田町「ホテルニュージャパン跡地」に千代田生命保険(更正特例法により再建中)が建築中であった超高層ビルを共同で取得した。
同共同事業は、森ビルが持つ設計・施工監理ならびにオフィス・住宅・商業施設などの管理運営ノウハウと、世界最大級の総合金融機関であるプルデンシャル・グループの日本国内における業務拡大のニーズが結びつき、実現したもので、建設費を含む総事業費は600億円超、取得にあたっては森ビルが20%、プルデンシャル・グループが80%の割合でSPC会社に出資した。
なお、森ビルはコンストラクションマネージメント業務およびビル完成後のプロパティマネージメント業務を受託、同社は1998年11月に米大手投資銀行のゴールドマンサックスが証券化した大和生命ビルなど、複数棟の同業務受託実績を持つ。