不動産ニュース / 開発・分譲

2001/8/13

関西電力グループ、分譲マンション事業に参入へ

「夕陽丘イクス」外観パース
「夕陽丘イクス」外観パース

 関西電力グループの関電産業(株)(大阪府大阪市、楢崎正博社長、資本金8億1千万円)は、同グループが総合生活基盤産業への発展をめざすのに伴い、新規事業としてマンション分譲を展開する。

 同社はビル事業、賃貸住宅事業、不動産管理事業などの業務を手がけていたが、関西電力グループが「エネルギー・通信・生活」の3つを柱としたソリューション提供事業をグループ全体で進めるにあたり、分譲マンション事業への参入を決定した。
 同事業第一弾は都市型永住マンション「夕陽丘イクス」(大阪市天王寺区、総戸数54戸)の分譲で、9月下旬に第1期販売開始予定。
 マンションのブランド名「ex(イクス)」とは、すべてのテーマをさらに一歩上級へと導く言葉で、日本ではexcellentやexecutiveなどの総称として位置付けられているが、同社では「人が暮らすハイクラスな場所」ととらえ、時代を超えて受け継がれる基本性能と自分の想いの実現という高みをめざすプロジェクトと考え、起用した。
 同マンションはフリーデザインシステムの導入により、購入者のライフスタイルに対応可能となる自由な空間設計等が特徴。また、ハウスクリーニングの手配、健康健康相談、在宅介護ヘルパーの取り次ぎなどがボタン一つで行えるホテル感覚のコンシェルジュサービスのほか、高齢者の日常生活を24時間サポートする健康維持ケアーサービス(オプション)も提供される。竣工予定は2003年2月予定。
 なお、今後同社では購入者のあらゆるライフスタイルに対応できる高品質で優良な物件を供給するため、ユーザーの視点で考えるデベロッパーをめざし、他社との差別化を図るとしている。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。