不動産ニュース / 開発・分譲

2001/11/6

野村不動産、オーダーメイドマンションの供給数が34棟860戸に

 野村不動産(株)は6日、オーダーメイドマンションの供給が34棟、860戸に達したとともに、顧客のニーズを反映したマンションづくりをめざす会員組織「オーダーメイドクラブ」の会員数が2万名を突破したと発表した。

 「オーダーメイドクラブ」とは、住みたい場所や広さ、価格などの顧客から寄せられた要望をもとに、マンション事業用地の取得計画や、物件情報の早期伝達、計画初期段階での設計打ち合わせなどを実現すべく、同社が顧客とのコミュニケーションづくりを目的に組織したもの。同社では、1999年の発足時2,500名だった会員数が、この度2万名を超えたことから、これを自由設計マンションへのさらなるニーズの高まりととらえているという。
 これまで同社では、「対話しながらマンションづくり」をキャッチフレーズに、顧客が自由に設計できるオーダーメイドマンションを積極的に供給。自由設計でありながら、資産性の高い100年住宅「SI(スケルトン・インフィル)住宅を積極的に事業化してきており、特に階下住戸の居室上にキッチンや浴室を配置するなど、他では例を見ない水回り設備位置の自由な設定を含めた間取りの自由設計を、新築時・将来ともに可能としている。
 現在では、専有部分だけにとどまらず、建物外観や共有部分においても消費者の意見を取り入れたマンションづくりめざし、建築家による「建築計画の提案と会員との意見交換会(クリエイトフォーラム)」をすでに4物件で実施しているほか、同フォーラム開催により決定した3プロジェクトの用地取得を計画しているという。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。