(財)住宅リフォーム・紛争処理支援センターは6日、「第19回住まいのリフォームコンクール」の審査結果を発表した。
同コンクールは、全国各地で施工された優秀なリフォームの事例・施工者を表彰し紹介することで、リフォームの水準向上や普及・促進を図ることを目的に1985年度より毎年行なわれているもの。19回目となる今回は、5月の募集開始から7月1日の締め切りまでに、昨年を上回る620点の応募作品が寄せられた。
審査は7月24日に「第19回住まいのリフォームコンクール審査委員会」により行なわれ、「国土交通大臣賞」にAtelier KISHISHITA設計、井上政雄氏施工の大阪市福島区の物件、「住宅金融公庫総裁賞」に企業組合 花設計工房設計、(有)藺藤工務店施工の東京都八王子市の物件、「(財)住宅リフォーム・紛争処理センター理事長賞」に(株)東急アメニックス設計・施工の東京都大田区の物件、「尚明賞(マンションリフォーム特別賞)」に共同設計+五月社一級建築士事務所設計、清水建設(株)施工の埼玉県川越市の物件が選ばれたほか、部門最優秀賞3件、部門優秀賞27件、増改築相談員奨励賞およびマンションリフォームマネージャー奨励賞8名が決定した。
なお、国土交通大臣賞の表彰は、10月10日の住宅月間中央イベント記念式典(住宅金融公庫本店すまい・るホール)で行われ、その他の賞ついては、「スクワール麹町」で表彰式がとり行なわれる。また、入賞作品をはじめ優秀作品は10月10日から11月下旬まで住宅金融公庫本店すまい・るギャラリーにて展示されるほか、全国各地で開催される住宅関連フェア等で展示される予定。