国土交通省は10日、 2003年5月分の「建設工事受注動態統計調査報告」を発表した。
これによると2003年5月の建設工事受注高は3兆7,600億円で、対前年同月比▲5.0%となった。そのうち元請受注高は2兆4,747億円(対前年同月比▲6.5%)、下請受注高は1兆2,853億円(同▲2.1%)であった。
元請受注高のうち公共機関からの受注高は6,930億円(同▲30.7%)、民間等からの受注高は1兆7,817億円(同8.1%増)であった。
また、公共機関からの受注工事額(1件500万円以上の工事)は、同▲30.4%の6,304億円。うち国の機関からは1,806億円(同▲18.4%)、地方の機関からは4,498億円(同▲34.3%)であった。
民間等からの受注工事のうち、土木工事および機械装置等工事の受注工事額(1件500万円以上の工事)は2,020億円、同3.8%と増加。建築工事・建築設備工事(1件5億円以上の工事)の受注額は3,550億円で、同9.1%増となった。
なお、この統計調査報告の概要は、国土交通省ホームページ(http://www.mlit.go.jp/toukeijouhou/chojou/index.html)にて閲覧可能。