住友不動産販売(株)は25日、「2004年3月期第1四半期業績の概況(連結)」を発表した。
当期(2003年4月1日~2003年6月30日)連結業績の売上高は100億4,600万円(前年同期比10.9%増)であった。
同社グループの営業収益は、受託販売業務において6月に予定していた大型物件の引渡しの延期等によって、前年同期比▲29.5%となった。しかし、主力の仲介業務のリテール分野において、取扱件数が順調に伸びたことや1件当たりの取扱い価格の上昇、ホールセール分野の業績の大幅な伸びなどにより、営業収益の合計では、前年同期比で10.9%上回る結果となった。
なお、同社では、第1四半期の業績としてはおおむね当初予想どおりに推移しており、5月16日の2003年3月期決算時に発表された通期業績予想に変更はなく、売上高475億円、経常利益103億円、当期純利益57億円を見込むとしている。