東急リバブル(株)は31日、「2004年3月期第1四半期業績の概況(連結)」を発表した。
当期(2003年4月1日~6月30日)の営業収益は79億3,800万円(前年同期比▲2.9%)であった。
主力の仲介業については取引件数の増加により対前年同月比8.3%増の55億2,300万円、賃貸業については新規賃貸資産の稼働により同29.5%増の9億9,000万円であった。一方で、販売受託業ではマンションの引渡し時期が第2四半期および第4四半期に集中しているため同▲34.1%の5億6,100万円となったほか、不動産販売業では同▲41.7%の8億4,300万円であった。
当期業績としては期初予想を上回っており、全般に取引は活発であるものの、近畿・地方圏で取引価格の下落傾向が続き一部苦戦を強いられるなど不透明な部分がみられる。そのため、業績予想については期初に発表した数字に変更はなく、通期連結で売上高409億6,000万円、経常利益36億5,000万円、当期純利益14億5,000万円としている。