不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は18日、首都圏における賃貸物件の市場動向を発表した。
同社への賃貸物件登録数は、居住用が37,312件(前年同月比3.9%増)で27ヵ月連続のプラスとなったが、事業用については4,648件(同▲14.5%)と、前月のプラスから再びマイナスに転じた。
1平方メートル当たり登録賃料の首都圏平均は、マンションが2,610円(前月比▲1.1%、前年同月比6.1%上昇)、アパートが2,080円(同▲0.5%、同2.5%上昇)。
1戸当たり登録賃料の首都圏平均は、マンションが11.01万円(前月比▲2.1%、前年同月比▲0.4%)、アパートが6.70万円(同0.6%上昇、同▲0.9%)であった。
居住用賃貸物件成約数は7,511件(前年同月比▲11.9%)と3ヵ月連続のマイナス。賃貸ニーズはシングル、カップル向けが中心にシフトしており、マンションの平均成約面積は9ヵ月連続で縮小している。
また、1平方メートル当たり成約賃料の首都圏平均は、マンションが2,610円(前年同月比0.8%上昇)、アパートが2,130円(同1.9%上昇)でいずれもプラス。1戸当たり成約賃料の首都圏平均は、マンションが10.43万円(同▲2.2%)、アパートが6.79万円(同1.3%上昇)であった。