不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2003/11/18

住友林業、「2004年3月期中間決算」発表

 住友林業(株)は17日、「2004年3月期中間決算短信(単体・連結)」を発表した。

 当期(2003年4月1日~9月30日)単体業績の売上高は2,687億6,200万円(前年同期比▲1.0%)、営業利益は31億3,700万円(同29.5%増)、経常利益は39億7,200万円(同8.5%増)、当期純利益は23億200万円。
 当期連結業績(対象56社)の売上高は3,103億8,200万円(同プラスマイナス0%)、営業利益は43億9,600万円(同7.3%増)、経常利益は47億2,100万円(同▲2.6%)、当期純利益は20億1,700万円であった。
 当期は、住宅および住宅関連事業において、木造軸組戸建住宅部門で5,067棟(前年同期比▲0.6%)、1,486億7,700万円(同1.4%増)を受注。金額で前年同期を上回ったものの、完工については着工の遅れが響き、4,505棟(同▲3.0%)、1,294億5,700万円(同▲2.9%)と前年同期を下回った。今期より会社名を「住友林業ツーバイフォー(株)」と改め新たにスタートした、ツーバイフォー工法による木造戸建住宅については、戦略変更の過渡期であることから、受注・完工ともに前年同期比でマイナス。一方、木造ユニット住宅の受注建築を行なう住友林業システム住宅(株)は好調に推移し、大きく業績を伸ばした。
 また集合住宅部門においても、受注が940戸(同39.9%増)、94億7,300万円(同48.8%増)と前年同期比で大幅に増加、完工についても195戸(同▲36.7%)、39億5,300万円(同25.2%増)と戸数では減少したものの、金額で前年実績を上回った。
 なお、通期は、連結で売上高6,700億円、経常利益160億円、当期純利益90億円を見込むとしている。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。