不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2003/11/26

スターツ、「2004年3月期中間決算」発表

 スターツ(株)は25日、「2004年3月期中間決算短信(単体・連結)」を発表した。

 当期(2003年4月1日~9月30日)単体業績の売上高は156億5,000万円(前年同期比9.7%増)、営業利益5億9,600万円(同▲19.1%)、経常利益は2億8,800万円(同▲22.7%)、当期純利益は1億1,700万円(同▲34.1%)。
 当期連結業績(対象10社)の売上高は277億200万円(同14.5%増)、営業利益は18億3,000万円(同7.2%増)、経常利益は15億1,800万円(同16.8%増)、当期純利益は4億2,500万円(同7.0%増)であった。
 セグメント別には、仲介・賃貸管理事業において、営業店舗「ピタットハウス」の出店を積極的に推進し、直営店として蒲田店(東京都大田区)・明大前店(東京都世田谷区)など6店舗、フランチャイズ店として東京東部地区、千葉船橋市などに11店舗、合計17店舗を出店。不動産管理物件数は、2003年9月末現在で、アパート・マンション管理戸数5万7,596戸(前期末比2,443戸増)、月極め駐車場台数5万9,762第(同2,138台増)、時間貸駐車場「ナビパーク」の運営448ヵ所5,741台(同53ヵ所433台増)で、企業の社宅管理代行業において住宅が1万8,280室(同2,961室増)、駐車場2,148台(受託企業数63社)を受託、これに分譲マンション管理戸数2,268戸、24時間緊急対応サービス「アクセス24」受託戸数5,008戸を加え、合計で住宅8万3,152戸、駐車場6万7,651台となった。
 また建設事業においては、女性の視点に立った仕様の賃貸住宅「オザリア」に代表されるコンセプト賃貸住宅のほか、介護施設併用賃貸住宅、短期滞在型サービスアパートメントなどを企画開発し事業として提案。また都心部における所有資産の有効活用のニーズの高まりを受け、新たに「日本橋営業所」を設置し、営業基盤の拡大を図るなどした。
 なお今後の見通しとしては、ピタットハウス店舗の出店による営業エリアの拡大、および賃貸管理受託営業の推進、遊休資産有効活用提案等による不動産管理物件の創出に取り組み、通期連結で売上高685億円、経常利益54億円、当期純利益17億円を見込むとしている。

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