不動産ニュース / ハウジング

2003/11/27

アキュラホーム、賃貸住宅市場に参入

 (株)アキュラホーム(埼玉県さいたま市、社長:宮沢俊哉)は26日、大手住宅メーカーに比べて2割程度安い坪単価28万円の価格を実現した賃貸用住宅「Aqura Maison(アキュラメゾン)」を開発、12月より埼玉県内で販売を開始すると発表した。

 団塊ジュニア世代が結婚適齢期を迎え、賃貸住宅であっても質の高い暮らしにこだわる傾向が強まる中、賃貸住宅経営は資産運用の有効な投資先として注目を集めている。そこで同社では、得意分野である低価格の木造注文住宅のノウハウを生かし、ユーザー動向や市場環境の変化に対応した賃貸住宅を、運営サポート体制とともに提供することになった。
 アキュラメゾンはアキュラホームが開発した建設合理化システム「アキュラシステム」を活用して住宅資材や設備の仕入れから施工まで、すべてにおいて大幅な効率化とコストダウンを実現。少ない投資額で高利回りを得ることができ、通常12.3年を要する投下資本の回収も7.5年程度と、短期間での回収ができる。
 基本は3タイプで、単身からファミリーまでカバーする1ルーム、2LDK、メゾネットを用意。自宅との併用にも対応し、さらに敷地条件や周辺環境、入居者層に合わせて、独自の自由設計・木造注文住宅のノウハウを生かしたフリー設計プランを提案できるのが特徴。
 保証面においても竣工前の全棟地盤調査の実施、施工中は公的な第三者機関による工事検査、(財)住宅保証機構などによる10年性能保証などが盛り込まれている。
 一括借り上げシステムを採用し、管理業務は同社提携管理会社が代行する。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年6月号
「特定空家」にしないため…
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/5/5

「月刊不動産流通2024年6月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年6月号」の発売を開始しました!

編集部レポート「官民連携で進む 空き家対策Ⅳ 特措法改正でどう変わる」では、2023年12月施行の「空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律」を国土交通省担当者が解説。

あわせて、二人三脚で空き家対策に取り組む各地の団体と自治体を取材しました。「滋賀県東近江市」「和歌山県橋本市」「新潟県三条市」「東京都調布市」が登場します!空き家の軒数も異なり、取り組みもさまざま。ぜひ、最新の取り組み事例をご覧ください。