住友林業(株)と全国の地域優良建設会社330社からなる家づくりネットワーク「イノスグループ」は16日、開放的なリビングと天然木のフローリングが特徴の「素mi家(すみか)」を発売すると発表した。
同商品は、「家族にとっての楽しい生活、リラックスできる空間とは何か」を軸に開発されたもの。開放的なリビング・ダイニング空間や、肌に触れるやさしさをテーマに、アカマツなどの天然木をはじめとした自然素材を内装材として採用することにより、家族の空間を優先し、「リラックスできる場所」としての住まいを提案する。
柱・梁・土台を基本とする木造軸組工法ならではの特徴を生かし、柱や梁をあえて室内に見せることで、個性的な空間を演出。また、イノスの家の「デジタルフレーム構法」の技術により、吹き抜けや大空間のあるオープンな設計および強度と品質を確保、安心・安全の住まいを実現した。
自由設計で、提案プランは4種類。中庭を軸に季節の彩りを楽しむ「中庭になごむ家」と、高い天井とロフトで家族が楽しい空間を共有する「縦のひろがりを楽しむプラン」が平屋プラン。家族の広場を設けて自然にコミュニケーションをとれる「ただいまが聞こえる家」と、2階のブリッジ(廊下)がリビング・ダイニングと子供部屋をつなぐ「ブリッジがつなぐ家」が2階建てプラン。
発売日は2004年3月18日で、発売エリアは北海道、沖縄を除く全国。木造軸組工法の自由設計、価格はモデルプラン105.58平方メートル~130.83平方メートルで1,953万円台~2,302万円台(本体価格・税別)。年間200棟の売上をめざす。