不動産ニュース / 開発・分譲

2004/3/30

三菱地所、三菱商事ビル・古河ビル・丸ノ内八重洲ビル建替計画発表

「三菱一号館」写真
「三菱一号館」写真
建て替え計画について説明する高木社長
建て替え計画について説明する高木社長

 三菱地所(株)は、三菱商事ビル・古河ビル・丸ノ内八重洲ビルの3棟を一挙に建て替え、大型街区として整備することを明らかにした。建て替え後は1984年に竣工した「三菱一号館」を馬場先通り・大名小路沿いに復元、他に店舗棟と事務所棟、さらにイベントに対応可能な広場中央に配置する予定。

 同社は1998年、丸の内再構築に取り組んでいくことを表明して以来、10年間を「第1ステージ」と位置付け、丸ビル、日本工業倶楽部会館・三菱信託銀行本店ビルなど全6棟の連続建替えプロジェクトを進めている。そのスピードを維持したまま2008年から始まる10年間を「第2ステージ」として、全7~8棟を建て替える予定としており、その最初の建替計画が今回のプロジェクトとなる。
 「第1ステージでは約5,000億円を投資し、6棟を建て替えるが、第2ステージでも約4,500億円を投資、7~8棟を建て替える」(同社代表取締役・高木茂氏)ことで、東京駅周辺の活気と賑わいを「大手町・丸ノ内・有楽町地区」全域に拡げ、さらに「文化」「居住」機能の整備にも着手するとしている。

 新ビルは敷地面積約1.2ha、延床面積約20ha、2006年に着工、竣工は2009年を予定している。

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2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。