不動産ニュース / 調査・統計データ

2004/3/30

アットホーム、2004年2月の売物件市場動向(首都圏)を発表

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は30日、同社のネットワークにおける首都圏の2004年2月の「売物件」について、物件登録数、登録価格、成約数、成約価格を明らかにした。

 これによると、物件登録数は中古マンションが2,149件(前年同月比7.1%増)となり、前年同月比で3ヵ月連続のプラス。新築戸建についても7,502件(同25.8%増)で15ヵ月連続のプラス。また、中古戸建については1,569件(同▲14.4%)で2ヵ月連続のマイナス、居住用土地は3,362件(同4.7%増)と再びプラスに転じた。

 首都圏平均の登録価格は、中古マンションが1平方メートル当たりでは34.35万円(前年同月比▲1.9%)で6ヵ月連続のマイナス、1戸当たりは2,168万円(同0.9%増)で3ヵ月ぶりにプラスとなった。新築戸建については、1戸当たり3,505万円(同▲6.6%)で前年同月比38ヵ月連続の下落。中古戸建についても3,241万円(同▲5.2%)で同14ヵ月連続の下落となった。居住用土地は、前年同月比で見ると、埼玉県で4.6%、千葉県で4.7%とそれぞれ下落したものの、東京都23区で14.8%、東京都で2.9%、神奈川県で5.4%とそれぞれ上昇しており、首都圏平均では1平方メートル当たり19.46万円(同1.5%増)とプラスとなった。

 首都圏平均の物件成約数は、中古マンションが824件(前年同月比12.7%増)で再びプラス。新築戸建は2,207件(同33.2%増)で10ヵ月連続のプラス。初の2,000件超となり、全エリアで過去最高の結果となった。一方、中古戸建については477件(同▲2.1%)と2ヵ月連続のマイナスであった。

 首都圏平均の成約価格は、中古マンションが1平方メートル当たり31.74万円(同2.2%増)、1戸当たりは1,914万円(同1.2%増)で、いずれも3ヵ月ぶりの上昇。一方、新築戸建は1戸当たり3,518万円(同▲6.0%)で11ヵ月連続のマイナスで過去最低の結果に。中古戸建も1戸当たり2,602万円(同▲8.2%)で9ヵ月連続のマイナスとなった。

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