(株)船井財産コンサルタンツと(株)情報企画は8日、不動産オークションに関して業務提携したと発表した。
業務提携の狙いは、船井財産コンサルタンツの不動産売買のノウハウと情報企画の担保不動産評価管理システムの顧客基盤の融合によって、情報企画のユーザーである地域金融機関に対し、公平な価格での担保不動産売却の場として“不動産オークション”提供を可能とすること。
また、船井財産コンサルタンツが参画しているNPO日本企業再生支援機構のスキームの中での不動産の処理にも活用される予定となっている。これにより、企業再生時の不動産処分で不動産オークションを利用することで、処理価格を市場価格に近付けることが可能となり、結果として金融機関の債権放棄や痛みを最小限にとどめることができるとしている。
なお、同社が運営する不動産オークションは、インターネット上で運営され、そのシステムについて情報企画が受注し、開発を行なった。2004年10月1日より開始する予定。