東京都都市整備局は18日、都市再開発法第11条第1項の規定に基づき、「赤坂四丁目薬研坂南地区市街地再開発組合」(東京都港区)の設立を認可した。
該当する事業は、「東京都市計画 赤坂四丁目薬研南地区第一種市街地再開発事業」。東京都港区赤坂四丁目および赤坂七丁目各地内の約1.1haに、地上43階地下2階建て、延床面積約70,620平方メートル、住宅・店舗・事務所・駐車場からなる複合ビルが誕生する。総事業費は約352億円。
同計画により、バブル期の地上げにより虫食い状態となっている低・未利用地を集約整備、都市居住機能を中心とした地区として、土地の高度利用および定住人口維持・回復に寄与する。
また、北側隣接地区と一体的に開発を行なうことにより、道路の拡幅、歩行者専用通路の新設、歩道状空地・広場の整備などを行ない、交通環境および居住環境の向上を図っていく。
工事着工は2006年3月、竣工は2009年1月の予定。