不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2005/7/21

ゼクス、「2005年5月期決算説明会」開催

 (株)ゼクスは20日、「2005年5月期決算(単体・連結)」の説明会を行なった。

 当期単体業績の売上高は76億9,100万円(対前年同期比▲9.9%)、営業利益は14億700万円(同22.8%増)、経常利益は12億1,900万円(同31.7%増)、当期純利益は6億5,500万円(同36.2%増)であった。
 
 また、当期連結業績(対象15社)の売上高は125億6,400万円(前年同期比11.3%増)、営業利益は8億1,700万円(同22.5%増)、経常利益は15億3,900万円(同24.3%増)、当期純利益は7億3,200万円(同34.7%増)であった。
 

 同社はグループで、コンサルティング・CM事業、ディベロップメント事業、インベストメント・AM(アセットマネジメント)事業からなる不動産コンサルティング事業、シニアハウジング&サービス事業、その他施設運営事業の3セグメントを展開している。
 不動産コンサルティング事業については、不動産コンサルの契約形態の変更によりディベロップメント部門の売上減少が寄与して売上高77億7,400万円(前期比93%)となり、インベストメント・AM部門の売却益増加が寄与し、営業利益は25億9,400万円(同137.2%)を計上した。
 シニアハウジング&サービス事業では、売上高32億9,200万円(前期比152.9%)、営業利益5億5,300万円(同91.7%)となった。
 リゾートホテルやゴルフ場を運営しているその他施設運営事業では、取得している4コースのゴルフ場の3コースが黒字に転じた。新規取得物件の再生費用など、先行投資費用により、売上高14億9,600万円(前期比192.4%)、営業利益は1億9,500万円の営業損失を計上した。

 代表取締役の平山啓行氏は、「今期、不動産コンサルティングなどのフロー事業とシニアハウジング&サービス及び、その他の施設運営のストック事業の売上高が近づいてきた。今後の戦略としては、拡大するストック事業を“保有・運営型”から“運営特化”させることに重点を置いていく。そのために、シニアレジデンスの保有と運営の分離を経営目標の1つとした。また、シニア関連サービスの№1企業としてブランド確立をめざしていきたい。」と語った。

 通期ついては、期初予想のとおり、連結で売上高155億円、経常利益18億円、当期純利益8億円を見込んでいる。

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