不動産ニュース / その他

2005/7/21

東京都、「あんしん入居制度」の取り扱い不動産店募集

 東京都は、平成13年よりスタートしている「あんしん入居制度」について、制度を一部改善した上で、地域の不動産店を対象に、あんしん入居制度取扱店を公開すること明らかにした。

 東京都の「あんしん入居制度」とは、賃貸住宅への入居が困難な高齢者・障害者がスムーズに入居できるようにすることを目的に、緊急対応サービス、生活リズムセンサー設置、24時間電話相談を含む「見守りサービス」、および預かり金による葬儀の実施、残存家財の片づけ・処分といったサービス提供を有料で実施するもの。制度を利用できるのは、東京都内(島嶼を除く)の一般賃貸住宅・公共賃貸住宅に入居する、もしくは入居している高齢者・障害者。

 これまで窓口が(財)東京都防災・建築まちづくりセンター一ヶ所だったため、利用実績が伸び悩んでいたため、さらなる利用拡大を目的に申し込み窓口を地域の不動産会社に広げ、利用料の引き下げを行なう。
 取り扱い不動産店となるには、制度説明に参加のうえ、指定の登録申込書での申し込みおよび研修会の参加が必要となる。
研修会参加後、早ければ10月から店頭で「あんしん入居制度」の取り扱いが可能となる。「あんしん入居制度」の契約時には、都から不動産店に規定の手数料が支払われる。

詳しくは
(財)東京都防災・建築まちづくりセンター
〒150-8503 渋谷区渋谷1-15-9
電話 03-5466-2635

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