不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は30日、同社のネットワークにおける首都圏2005年7月の「売物件」について、物件登録数、登録価格、成約数、成約価格を明らかにした。
これによると、物件登録数は中古マンションが2,099件(前年同月比16.9%増)でプラスに転じた。新築戸建についても11,580件(同23.3%増)となり、32ヵ月連続のプラスとなった。中古戸建は1,530件(同10.1%増)、居住用土地は3,069件(同11.0%増)となった。
首都圏平均の登録価格は、中古マンションが1平方メートル当たり31.95万円(同▲5.8%)、1戸当たり1,899万円(同▲10.1%)でともに7ヵ月連続のマイナス。新築戸建ては1戸当たり3,407万円(同▲0.2%)、中古戸建ては3,083万円(同3.3%増)であった。一方、居住用土地は1平方メートル当たり19.76万円(同12.4%上昇)となった。
首都圏平均の成約数は、中古マンションが699件(同4.2%増)で2ヵ月連続のプラス。新築戸建についても2,421件(同5.5%増)で25ヵ月連続のプラスとなったが、中古戸建は466件(同▲0.9%)で17ヵ月連続のマイナスとなった。
首都圏平均の成約価格は、中古マンションが1平方メートル当たり32.50万円(同5.0%上昇)。一方、1戸当たりは1,909万円(同4.5%上昇)で6ヵ月ぶりに上昇した。新築戸建は1戸当たり3,433万円(同▲1.0%)で28ヵ月連続のマイナス、中古戸建は1戸当たり2,711万円(同▲0.6%)で3ヵ月ぶりのマイナスとなった。