不動産ニュース / 調査・統計データ

2005/8/30

アットホーム、2005年7月の売物件市場動向(首都圏)を発表

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は30日、同社のネットワークにおける首都圏2005年7月の「売物件」について、物件登録数、登録価格、成約数、成約価格を明らかにした。

 これによると、物件登録数は中古マンションが2,099件(前年同月比16.9%増)でプラスに転じた。新築戸建についても11,580件(同23.3%増)となり、32ヵ月連続のプラスとなった。中古戸建は1,530件(同10.1%増)、居住用土地は3,069件(同11.0%増)となった。

 首都圏平均の登録価格は、中古マンションが1平方メートル当たり31.95万円(同▲5.8%)、1戸当たり1,899万円(同▲10.1%)でともに7ヵ月連続のマイナス。新築戸建ては1戸当たり3,407万円(同▲0.2%)、中古戸建ては3,083万円(同3.3%増)であった。一方、居住用土地は1平方メートル当たり19.76万円(同12.4%上昇)となった。

 首都圏平均の成約数は、中古マンションが699件(同4.2%増)で2ヵ月連続のプラス。新築戸建についても2,421件(同5.5%増)で25ヵ月連続のプラスとなったが、中古戸建は466件(同▲0.9%)で17ヵ月連続のマイナスとなった。

 首都圏平均の成約価格は、中古マンションが1平方メートル当たり32.50万円(同5.0%上昇)。一方、1戸当たりは1,909万円(同4.5%上昇)で6ヵ月ぶりに上昇した。新築戸建は1戸当たり3,433万円(同▲1.0%)で28ヵ月連続のマイナス、中古戸建は1戸当たり2,711万円(同▲0.6%)で3ヵ月ぶりのマイナスとなった。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年6月号
「特定空家」にしないため…
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/5/5

「月刊不動産流通2024年6月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年6月号」の発売を開始しました!

編集部レポート「官民連携で進む 空き家対策Ⅳ 特措法改正でどう変わる」では、2023年12月施行の「空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律」を国土交通省担当者が解説。

あわせて、二人三脚で空き家対策に取り組む各地の団体と自治体を取材しました。「滋賀県東近江市」「和歌山県橋本市」「新潟県三条市」「東京都調布市」が登場します!空き家の軒数も異なり、取り組みもさまざま。ぜひ、最新の取り組み事例をご覧ください。