不動産ニュース / 調査・統計データ

2006/4/18

地価先高感が顕著に/長谷工アーベスト顧客マインド調査

 (株)長谷工アーベストは、「顧客マインド調査」結果を発表した。四半期ごとに実施しているWEBアンケートで、モデルルーム来訪者とモニター、合計2,795名が回答した。

 今回は、地価公示発表に合わせて地価動向についてたずねた。「今後、地価がどうなると思うか」という問いに対して、「上昇する」と答えた来訪者は55%(前回調査比1ポイントアップ)、モニターでは51%(同9ポイントアップ)と、いずれも半数を超えた。05年6月調査と比べ、来訪者で22ポイント、モニターで26ポイントも上がっており、地価の先高感を強く感じていることが分かった。「上昇する」と回答した人の声をみると「都心部の上昇」のほか「郊外でも駅から近い場所、利便性の高い場所が上昇、二極化している」や「実際に検討している場所の価格が上昇した」など、郊外部の局地的上昇を捉えた声もあった。

 また、購入検討エリア別では、東京23区内での「上昇」回答が62%とやや高いが、都下、神奈川県、千葉県、埼玉県でも「上昇」回答は56%~59%と半数を超えており、すべてのエリアでの先高感が顕著である結果となった。

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