不動産ニュース

2006/7/13

大型ビル平均賃料629円上昇/ビルディング企画

 (株)ビルディング企画(東京都港区、社長:中村郁文氏)は、2006年5月度の全国4大都市圏(東京・神奈川、名古屋、大阪、福岡)主要エリアのオフィスビルに関する市況をまとめた「LEASING REPORT2006年7月号」を発表した。

 今回の調査は2006年5月1日~5月31日の期間、テナント募集を行なった合計1万1,513棟のオフィスビルを対象としたもの。

 調査の結果は、都内主要5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)の大型ビルの平均空室率は2.70%と前月比より0.22%増加。大型ビルの平均賃料については、坪単価2万4,324円と前月比で629円上がった。

 都心主要5区での大型ビルの空き室率は2%台で、依然低く保たれており、テナントが大型ビルにオフィスを移転する際に生じる一時的な空室率も順当に回復している。
 また、都内で建築中の大型ビルへのテナント移転も決まってきており、一時的な空室率の上昇は、市場に変化を与えるものではないと予想している。

 なお、同社はオフィスのトータルソリューションやコンサルティングビジネスを展開するビルディンググループ(東京都港区、会長:椎葉政義氏)の中核企業。オフィスの規模分類を、フロア面積により大規模・大型・中型・小型に分類、調査している。
 

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