不動産ニュース / 調査・統計データ

2006/8/30

アスベスト気中濃度測定結果についての評価を発表/住団連

 (社)住宅生産団体連合会の石綿対策特別委員会は30日、「低層住宅解体作業時のアスベスト(石綿)気中濃度測定結果」についての評価を公表した。
 
 同協会ではアスベスト含有建材を使用している住宅の改修・解体における注意事項を「低層住宅石綿取扱ガイド」を発行するなどして呼びかけてきた。
 今回の調査では、ガイドに従って作業した場合、どの程度アスベストが気中に飛散するかを室内、屋外において測定した。なお、分析は計数法で行ない、アスベストが測定された地点では位相差分散染色法を用いた。
 
 その結果、解体作業中の隣地境界においてアスベストは0.3本/L未満であり、適切に作業した場合には隣地に対する影響はみられなかった。また、作業場所においては最も大きな値でも4.63本/Lであり、適切な作業手順・方法により解体作業を行なう場合には、定められた作業衣および防じんマスクを着用することで安全といえる結果となった。

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