不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2006/9/29

不動産投資事業の好調により増収増益/パシフィックマネジメント「06年11月期決算」

 パシフィックマネジメント(株)は、2006年11月期第3四半期決算(連結)を発表した。

 当期(05年12月1日~06年8月31日)の売上高は648億4,100万円(前年同期比125.9%増)、営業利益135億5,200万円(同78%増)、経常利益114億2,600万円(同65.8%増)、純利益65億6,800万円(同69.9%増)となった。
 不動産投資ファンドにおける資産の積み上げや、組成を予定している不動産投資ファンド向けの資産調達および外部のマンションやオフィスディベロッパーとの共同開発案件について積極的な取り組みを行なったことにより増収増益となった。

 セグメント別では不動産投資事業において同社グループで所有する投資対象不動産の売却、自己勘定で保有する不動産からの賃料収入の増加などから売上高588億9,900万円(同168.9%増)、売上総利益136億9,500万円(同213.4%増)となっている。

 また、7月13日に公表した06年11月期(連結)(05年12月11日~06年11月30日)の修正業績予想を発表した。
 修正後の売上高は1,617億300万円(同43.4%増)、経常利益は102億7,000万円(同27.9%増)、純利益は102億7,000万円(同24.7%増)となった。
 業績予想修正の主な理由として、アセットマネジメント事業で同社グループが運用する不動産投資ファンドによる投資において、媒介業務について外部業者への委託を計画していたところを内製化したことに伴い、計画を上回る物件紹介手数料を計上できる見込みになったことなどをあげている。

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