(株)大京は8日、3月から販売を開始する同社6,000棟目となる分譲マンション「ザ・ライオンズ上野の森」(東京都文京区)のプロジェクト発表会を開催した。
同物件は、東京メトロ千代田線「根津」駅徒歩2分、国鉄弘済会館跡地に地上19階建てのタワーマンションなど、総戸数212戸を建設するもの。現地は、南側が「上野恩賜公園」に面し、北側も低層住宅が建ち並ぶ閑静な住宅街。総合設計制度を活用し公開空地と緑地を確保する一方で、建物の高層化を実現した。
建物は、戸田建設施工の制震構造タワー。住戸は、2LDK~4LDK・メゾネット、専有面積70~156平方メートル。同社の最上級マンションブランド「ザ・ライオンズ」を掲げ、オーダーメイド型のコンシェルジュサービス、4重のセキュリティシステム、ゲストルーム・ワインセラーやプライベートラウンジ、間取りオーダー「プラン・オートクチュール」やセルフセレクトシステムによる個々のニーズへの対応など、商品企画を充実させた。
3月末抽選予定の1期分譲は、販売戸数50戸。価格は、7,000万円台~2億8,000万円台。最多価格帯は、8,000万円台、平均坪単価350万円を予定。年初から開始したプロモーションにより、約1,000組の事前反響を得ている。
発表会で挨拶した、同社取締役兼代表執行役副社長の栗原 清氏は「6,000棟のマンションの中には、もちろん反省すべき点もあった。これからは、少子高齢化、世帯数の増加などにより、多様な世帯形態へ対応していかなければならない。6,000棟のお客さまの声を商品企画やサービスにフィードバックし、こうした変化に対応したい」などと語った。