不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2007/2/16

09年度経常利益400億円へ/東京建物がグループ中期経営計画策定

 東京建物(株)は14日、2007から2009年の3ヵ年にわたる「グループ中期経営計画」をまとめた。

 グループ中期ビジョンを「安心・安全で、お客様から№1と評価される高品質な商品・サービスの提供」とし、事業方針として①デベロップメント事業の強化と収益資産の拡大②お客様との対話を通じた業務革新と新しい価値の提供③事業パートナーとのシナジーによる事業領域の拡大―をあげた。

 具体的な事業戦略として、デベロップメント事業の強化では、大規模都市再開発事業への積極的参画や、商業施設開発事業の開発を促進する。住宅開発事業は、分譲4,000戸の安定供給体制と「Brilliaブランド」を早期に確立。賃貸住宅も、3年間で2,000戸超を供給する。また、ファンドを活用した不動産の価値向上と機関投資家の誘致、個人投資家を対象とした不動産投資商品の供給拡大といったファンド事業の積極的展開や、建物管理、施設運営、不動産流通などのフィー収益拡大や海外(中国)事業、余暇・高齢者向け新規事業や、環境対策も推進していく。

 これらの実践により、計画最終年次の2009年にグループ売上高3,000億円(2006年比28.2%増)、営業利益500億円(同42.8%増)、経常利益400億円(同29.0%増)、ROA6.5%(同1.0ポイントアップ)を達成したいとしている。

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2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。