不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2007/5/14

賃貸事業収入が好調な一方、たな卸資産売却少なく増収減益/ケネディクス07年12月期第1四半期決算

 ケネディクス(株)は10日、2007年12月期第1四半期決算を発表した。
 
 当期(2007年1月1日~07年3月31日)の連結売上高は77億5,600万円(前年同期比16.1%増)、営業利益は54億6,300万円(同4.6%増)、経常利益は43億8,500万円(同▲9.9%)、当期純利益は25億8,600万円(同▲4.9%)を計上した。

 不動産投資アドバイザリー事業では、たな卸資産の増加に伴い賃貸事業収入が大幅に増加したものの、当期においてはたな卸資産の売却がほとんどなかったことにより、自己勘定物件売却益が減少。営業収益52億8,800万円(同▲2.4%)、営業利益34億4,100万円(同▲23.0%)となった。
 アセットマネジメント事業では、受託資産の売却に伴いインセンティブフィーが大幅に増加したことにより、営業収益24億5,500万円(同285.3%増)、営業利益19億6,700万円(同498.4%増)を計上した。

 通期予想については連結売上高317億円、経常利益188億円、純利益100億円を見込んでいる。

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