「第13回建築リフォーム＆リニューアル展」が6月13日（水）～15日（金）の3日間、「東京ビッグサイト」（東京都江東区）で開催している。
「建築リフォーム＆リニューアル展」とはリフォームやリニューアル、コンバージョン技術を紹介するもので、13回目となる今回は「リフォーム＆リニューアルでつくる 人にやさしい建築、地球にやさしい建築」をテーマに、各企業・団体による製品や技術の展示をはじめ、最新の研究成果や動向紹介など、さまざまなイベントが行なわれる。
初日となる13日はオープニングセレモニーおよび、第6回目「リフォーム＆リニューアル 設計アイデアコンテスト」の表彰式が行なわれた。
オープニングセレモニーで組織委員長・日本大学教授の友澤史紀氏は「1つの目玉であるアイデアコンテストも皆様のご協力のおかげで6回目を迎えることができた。建築界全体にこのコンテストを広げるよう努力し、リフォームの発展へ寄与していきたい」などと語った。
今回のコンテストでは過去最高である206作品の応募あり、最優秀賞に選ばれたのは坂本昭／設計工房CASA・疋田さつき氏の「re・novation」。柱や梁、ダクトの凹凸などを天井や壁などに納め、線と光を整理し、空間の質を変えた点が高く評価された。審査委員長の鈴木エドワード建築設計事務所代表・鈴木エドワード氏は「マンションのリノベーションが最優秀作品賞に選ばれたのは今回が初。小さな物件でも力作ができるという画期的な前例を作った」と述べた。
なお、今年は139社・団体が出展。期間中の入場者数約7万人を見込んでいる。
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