不動産ニュース / 開発・分譲

2007/6/19

大規模複合開発「名古屋プライムセントラルプロジェクト」着工/名駅2丁目開発TMK、東京建物ほか

完成イメージ
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 名駅2丁目開発特定目的会社、東京建物(株)、丸紅(株)は、名古屋市交通局旧那古野営業所用地活用事業につき、プロジェクト名称「NAGOYA PRIME CENTRAL PROJECT」(名古屋プライムセントラルプロジェクト)と決定し、18日着工した。なお、グランドオープンは2009年春を予定している。

 同プロジェクトは、名古屋市交通局の旧那古野営業所用地活用事業として、オフィス、住宅、駐車場、店舗、バス操車場など、これまで名駅エリアにはなかった「まち」を創造する大規模な複合開発であり、旧那古野営業所用地取得後、隣接地の一部購入により整形な敷地形状とし、総合設計都心市街地住宅型の適用を受ける。これにより、当初計画より土地のさらなる有効活用が図られるとともに、緑豊かな開放感のあるオープンスペースを拡張するなど、地域住民や地域活性化に貢献できる施設づくりをめざす。

 JR「名古屋」駅徒歩7分、名古屋鉄道「新名古屋」駅徒歩9分、地下鉄東山線・桜通線「名古屋」駅徒歩4分。敷地面積9,716.05平方メートル、延床面積約8万3,700平方メートル、オフィスタワー地下1階地上24階建て、レジデンスタワー地下1階地上29階建て。
 最先端の設備と快適さを兼ね備えたオフィスタワーは、1フロア約2,000平方メートル、ゆとりある2.8mの天井高と無柱空間を確保している。また、高い耐震性能を発揮するブレース型制振ダンパー、バリアフリー新法に基づいたユニバーサルデザイン、高度なセキュリティシステムを採用し、快適でクリエイティブなオフィス環境を提供する。また、名駅エリア初の分譲タワー型マンション建設や総合設計制度を活用することで生まれた開放感のあるオープンスペースに緑豊かな環境を創造、環境負荷の低減に配慮しCASBEE(建築物総合環境性能評価システム)Aランクを取得している。

 名駅エリアは近年、好調な名古屋経済を反映して都市開発が進み、商業・業務機能が集積し、ビジネスエリアも従来の栄地区から名駅地区にシフトしつつある。このような中、同プロジェクトは、業務商業機能と都心住宅機能を高度に融合させたツインタワーとして、人々が出会い、反応し、新しい価値を創造するその中心になって、地域のさらなる発展に貢献していく。

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