不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2007/8/23

不動産流動化事業を核にさらなる業容拡大めざす/エスグラントコーポ

 (株)エスグラントコーポレーションは23日、2007年6月期決算説明会を開催した。

 当期(2006年7月1日~07年6月30日)の連結売上高は377億1,200万円(前年同期比98.9%増)、営業利益32億9,000万円(同 110.9%増)、経常利益23億8,700万円(同89.3%増)、当期純利益10億9,800万円(同50.3%増)。今期は不動産流動化事業が業績に大きく寄与し、全ゼグメントが大幅に業容が拡大した。

 今後の事業展開について、同社代表取締役兼CEOの杉本宏之氏は、大型プロジェクト「芝浦複合開発プロジェクト」(東京都港区)を本格始動するなど、不動産流動化事業を先導に各事業のさらなる業容拡大と収益性の向上をめざすと述べた。また、インテリアデザイナーとのコラボレーションによる会員制のラウンジバーや、ゲストハウス賃貸を展開する(株)インターワオを子会社化したことなどから、バリューアップ向上へグループ体制の強化を図っていくとした。
 そのほか、注力事業である子会社の(株)S-fitにおける賃貸仲介店舗の総店舗数を、2008年6月期末までに23店舗とするなどと述べた。

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