(株)ビルディング企画(東京都港区、代表取締役社長:中村郁文氏)は、2007年7月度の全国4大都市圏(東京・神奈川、名古屋、大阪、福岡)の主要エリアにおけるオフィスビル市況をまとめた「LEASING REPORT 2007年9月号」を発表した。07年7月1日~31日までの期間にテナント募集を行なったオフィスビル合計1万2,592棟を対象にしたもの。
都内主要5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)の大型ビルの平均募集賃料は、坪単価3万661円と前月比747円の上昇。上げ幅こそ小さくなったが、3ヵ月連続の上昇により、ついに3万円の大台に乗った。
また平均空室率は、2.78%と前月比増減なしだった。前月、空室率が1%台となった中央区は、7月も1.90%とさらに空室率が縮小し、都心5区で最も低くなっている。
その他主要エリアのオフィス市況についての詳細は、「ビルNAVI」で公開している。