国土交通省は10日、平成19年8月分の「建設工事受注動態統計調査報告」を発表した。
建設工事受注高は4兆1,793億円(前年同月比▲5.1%)と、5ヵ月ぶりの減少。
うち元請受注高は2兆9,112億円(同▲5.6%)と、5ヵ月ぶりの減少、下請受注高も1兆2,681億円(同▲4.0%)と、3ヵ月ぶりの減少となった。
元請受注高のうち、公共機関からの受注高は9,030億円(同▲8.3%)で4ヵ月ぶりの減少。民間などからの受注高は2兆82億円(同▲4.3%)と5ヵ月ぶりの減少であった。
また、公共機関からの受注工事額(1件500万円以上の工事)は8,531億円(同▲9.1%)と2ヵ月連続減少。うち、「国の機関」からは2,624億円と5ヵ月連続の増加(同6.7%増)、「地方の機関」からは5,907億円(同▲14.7%)と22ヵ月連続の減少となった。
民間等からの受注工事のうち、建築工事・建築設備工事(1件5億円以上の工事)の受注工事額は4,846億円(同▲18.7%)。また、土木工事および機械装置等工事(1件500万円以上の工事)の受注工事額は2,543億円(同▲10.4%)と13ヵ月ぶりの減少となった。