東京建物(株)は21日、那須連山の北麓、福島県JR「新白河」駅北西約22kmに展開する大規模複合リゾート施設「羽鳥湖高原レジーナの森」で、初の「タイムシェア商品」を来年1月に発売すると発表した。
「羽鳥湖高原レジーナの森」は、標高700mの羽鳥湖周辺に広がる約200万平方メートルの高原を開発したもので、07年4月にリニューアルオープンした通年型大規模複合リゾート施設。
今回発売するタイムシェア商品は、同施設内に新設される木造ログハウス2階建てコテージ6棟が対象。1年間を51週に分割した1週間単位(7泊8日)の宿泊施設利用権で、毎年同じ週を利用する固定週制と、毎年利用する週を選ぶシーズン制から選択できる仕組み。利用期間は5年。販売数は6棟×49週の294口。利用権価格は、固定週制の場合は、47万2,500円~156万4,500円。シーズン制の場合は26万2,500円、47万2,500円、59万8,500円。
また同社は東京急行電鉄の100%子会社である(株)東急ビッグウィークステーションとタイムシェアリゾート分野での提携を発表。「ビッグウィークバケーションネットワーククラブ」に「羽鳥湖高原レジーナの森」が加盟することにより、「羽鳥湖高原レジーナの森」の利用権購入者は同クラブの会員として、同利用権を全国10ヵ所の「ビッグウィークバケーションネットワーククラブ」加盟施設の宿泊利用権と交換利用が可能となる。