不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2007/11/27

黒字転換も、退店の影響で純利益は下方修正/エイブル08年3月期中間決算

 (株)エイブルは22日、2008年3月期中間決算を発表した。

 当期(07年4月1日~9月30日)の連結業績は、売上高は170億8,300万円(前年同期比6.5%増)、営業利益は2億9,700万円、経常利益は4億6,000万円(同133.8%増)、当期純利益は8,900万円となった。

 セグメント別では、仲介事業は、営業収益が堅調に推移し、管理事業では、営業収益が29億5,500万円(同12.4%増)と大幅増加となった。前連結事業年度より新規展開をしたコインパーキング事業は、営業収益が2億300万円(同747.1%)と急増した。
 
 当期は、前年同期と比較し増収増益を達成し、営業利益、中間純利益について黒字転換を実現したものの、中間純利益については、各営業店の収益性の向上を目的にスクラップアンドビルドを含めた営業拠点の充実に努め、38店の退店を行なったことで1億300万円の特別損失が発生したため、下方修正となった。

 次期については、上期に引き続きスクラップアンドビルドを行ない、営業店の収益性の向上に努め、売上高391億円、営業利益26億7,000万円、経常利益31億5,000万円、当期純利益15億9,000万円を見込んでいる。

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