独立行政法人建築研究所は23日、安心安全に関する全国規模の基礎調査結果を、建築研究資料として出版すると発表した。
同調査(調査実施期間:07年3月9日~13日、調査方法:インターネット調査、有効回答数2,508人)は、同研究所の重点研究課題である「住宅・住環境の日常的な安全・安心性能向上のための技術開発」の研究・開発の一環として実施されたもの。研究課題期間は06年度~08年度の3年間で、今回の調査結果はその第一弾(06年度分)として出版される。
「事件事故などに関する評価・認識と各種取り組みに対する意見や対策について」「住んでいる地域・自宅についての“安全・危険度”と“不安度”の違いに関する検討」「地域への不安内容(自由記述)に関する検討」などが報告されている。