不動産ニュース / IT・情報サービス

2008/5/16

マンション共用部の修繕情報をウェブで記録・保存/康和地所

住宅履歴や回覧板、イベントカレンダー、共用施設予約、お知らせ配信などお役立ち情報コンテンツを配信予定。
住宅履歴や回覧板、イベントカレンダー、共用施設予約、お知らせ配信などお役立ち情報コンテンツを配信予定。

 康和地所(株)は15日、同社が分譲および分譲予定のマンションへの付加価値サービスとして、マンション共有部・専有部の修繕情報をホームページで記録・保管していく「Karco(カルコ)」を順次導入していくと発表した。

 同システムは、(株)ファミリーネット・ジャパン(東京都渋谷区、代表取締役社長:城重信夫氏)と共同開発したもの。物件竣工時に全仕様の情報を入力。その後、リフォームなどの変更があれば、同社、入居者、工事関係者らがそれぞれ情報を入力することで、最新のスペックの確認や出力、修繕履歴の検索が可能となる。各種水回りや、建具などの補修や点検・交換などマンション専有部の詳細な履歴記録システムの提供は、業界初の試み。

 同システムの導入により、共用部の修繕・保守の履歴が明確となるため、大規模修繕時の入居者のコンセンサスの形成が容易になるほか、既存住宅として購入したユーザーも、物件の過去の修繕情報などを知ることができるため、高い資産価値を保つことができるとしている。

 同システムは、2008年11月より東京都江戸川区で建設を計画している物件から導入。その後、分譲済みの物件を含め39棟・1,494戸についても随時導入していく。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年6月号
「特定空家」にしないため…
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/5/5

「月刊不動産流通2024年6月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年6月号」の発売を開始しました!

編集部レポート「官民連携で進む 空き家対策Ⅳ 特措法改正でどう変わる」では、2023年12月施行の「空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律」を国土交通省担当者が解説。

あわせて、二人三脚で空き家対策に取り組む各地の団体と自治体を取材しました。「滋賀県東近江市」「和歌山県橋本市」「新潟県三条市」「東京都調布市」が登場します!空き家の軒数も異なり、取り組みもさまざま。ぜひ、最新の取り組み事例をご覧ください。