不動産ニュース / その他

2008/6/18

社会の変化に伴った鑑定評価の精度向上を/鑑定協第44回総会・懇親会開催

「不動産投資市場を発展させるためにも、鑑定評価を適確に伝えることが重要」と語る、会長の神戸冨吉氏
「不動産投資市場を発展させるためにも、鑑定評価を適確に伝えることが重要」と語る、会長の神戸冨吉氏

 (社)日本不動産鑑定協会は17日、東京都港区の虎ノ門パストラルにおいて第44回総会および懇親会を開催した。

 総会では、平成19年度事業報告、平成20年度事業計画、予算報告が発表され、すべて原案どおりに承認された。
 今年度事業計画では重要項目として、(1)鑑定評価の高度化に伴う精度の向上と調査・研究の充実、(2)協会運営の効率化と財政基盤の確立、(3)情報安全管理体制の整備と士協会システムの運営、(4)鑑定評価のモニタリング制度の実施、(5)競売制度への的確な対応、(6)研修制度の充実と人材の育成、(7)その他、緊急を要する事項への適切な対応、を挙げた。
 そのほか、連合会体制への移行、公益法人制度改革への対応、コンプライアンス等社会的責任の充実・強化に向けた取り組みなどについても触れた。

 総会後の懇親会では、挨拶に立った同協会会長・神戸冨吉氏が「公共性、公益性の高い業務を担う不動産鑑定士の究極の繁栄は、社会貢献を通じて『社会との共生』に努めること」と力説。行動規範として、鑑定評価の品質向上、自律機能の強化、地域社会への貢献と地域力の強化を掲げた。

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